カルシウムパラドックス

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「カルシウム革命」 福島賢人 医学博士 福島整形外科 P58、59、60より引用

「カルシウムが不足すると、身体のカルシウムが増えすぎます。これが「カルシウム・パラドックス」です。カルシウム不足になると、身体は副甲状腺ホルモンの働きで自分の骨を溶かしてカルシウムを補おうとします。そのために結局「骨はスカスカ」になり、骨以外の身体の部位に余分に増えすぎて、それがいろいろな悪さをします。

細胞にカルシウムが沈着すると、細胞が本来の働きをしなくなります。脳細胞が活性化を失い認知症、眼球にカルシウムが沈着して白内障、インスリンの分泌が悪くなり糖尿病、その他アレルギー、ガン、結石など、老化や生活習慣病、慢性病の根本原因になります。

骨にカルシウムが沈着すると、骨のトゲ(骨棘)ができたり、椎間孔に詰まって神経を圧迫したり、靭帯などに石灰化して痛みの原因や動きの妨げになります。

血管にカルシウムが沈着石灰化すると、動脈硬化や高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などの大きな原因となります。」

カルシウムを意識して摂らない限り、必要量充分に補うことができないので、カルシウム・パラドックスに陥ることが多くなり、細胞や骨や血管などに沈着をおこし病気に発展する可能性が高くなります。普段からそのようにならないよう十分にカルシウムを摂取するようしたいものです。

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