首を緩める

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「快眠したければ首を緩めなさい」小林弘幸著 順天堂大学医学部教授 P79、80引用

「首には、血管・筋肉・神経が密集していて、そのため首=頸部の筋肉が凝って硬直すると首につながる背骨から骨盤にいたるまでの周辺組織の血流まで悪化してしまうからです。
前述したように、首には交感神経が集まる星状神経節や副交感神経系でもっとも重要な迷走神経があります。首が凝ると、交感神経の緊張が高まり、副交感神経の働きが下がって全身の血流が悪くなり、頭・顔・首・腕・胸・心臓・気管支・肺などの機能も下がってしまうのです。
けれども、首を緩めれば、おのずとそれも改善されます。
しかも、肩こり、背中の凝り、腰痛、不眠の改善というだけではありません。首、とくに頸椎1番と頸椎2番の凝りをほぐし、首に本来のやわらかさを取り戻すことによって、背中・腰(=仙骨)までの過度の歪みも改善します。上半身のすべての凝りを柔らかく緩めることは、脳の若さ、血管年齢の若さにもつながっていくのです。」

このように、首を緩めることの大切さが書いてあります。緩めることも重要ですが、第一に首を冷やさないことも大切です。少しずつ寒さの増すこの頃ですが、就寝時に首の周りの各神経部や血管、筋肉をネックウォーマーなどで温めることで、副交感神経が刺激され深く安眠することができ、快眠につながるでしょう。

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