二酸化炭素

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「ミトコンドリア不老術」 日置正人 医学博士 メディオン美容皮膚クリニック院長 P47,48引用

「二酸化炭素が酸素をデリバリー 酸素が足りないとピルビン酸がエネルギー物質になれず、乳酸になります。そして疲労物質として筋肉に、エネルギー不足のため動くのを止めるように号令を出します。結果、筋肉は動くことができなくなります。

もし、その時に酸素が充分にあったらどうでしょう?酸素によってピルビン酸はエネルギー物質に変身して、乳酸は生まれません。また一度生まれてしまった乳酸も、再び、筋肉に取り込まれエネルギー生産回路の中に取り込まれて、エネルギーとして生まれ変わります。すべては酸素の存在に関わっているのです。

酸素は血液中でヘモグロビンと結びついて、酸素を必要としている細胞へと運ばれて、そこに落とされます。代わりに二酸化炭素を体外へ排出するために運びます。これが基本の酸素の運送経路です。ただ、その酸素が、体内で効率よく酸素を運ぶシステムがあることがわかりました。

鍵は、二酸化炭素でした。酸素を細胞が使った結果、水と一緒に排出されます。この二酸化炭素が血液中に老廃物として回収されるとき、ヘモグロビンを酸素から切り離す働きをします。つまり、血液中の二酸化炭素濃度が上がると、それを解消しようとして酸素が盛んに運ばれるのです。そして新陳代謝が活性化するのです。この切り替えシステムをうまく利用できれば、酸素を必要としているところへと運ぶことが可能になります。」

炭酸パックで有名な日置先生ですが、皮膚から二酸化炭素を取り入れ、酸素量を増やし代謝を促す方法で美肌を可能にするということですが、欧米では炭酸水の消費量が多く、体内に直接二酸化炭素を取り入れることで、生体内の酸素量を増やし、肉食とのバランスをとっていたのかなと思います。

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